POLLO VERDE リューソンのカカパルケ的な！ -7ページ目

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ついに今日女子W杯決勝なでしこジャパン×アメリカです。

今だから言えるけど、2004年頃、ある女子サッカーの選手に
「クラブでがんばって代表いこうよ」って言ったことがありました。
そのとき、彼女は
「うちらみたいなチビッ子は代表に呼んでもらえないから無理っすよ～」
なんてちょっと腐り気味に言ってました。
その頃の女子代表はたしかに世界と闘うために今よりフィジカルを重視する帰来はあったので、
まぁなぁ・・・そうなんだけど、、、と思いつつ、それでも応援しているって伝えました。
そのときの選手が今なでしこジャパンのレギュラー張っていると思うと、オジサンはほんとうれしいです。（笑）
大野忍がんばれ！

2007年頃だったか、
もともとFWだった選手が代表で急にサイドバックにコンバートされたときがありました。
当時彼女はクラブで出場機会が減っていたんですが、このコンバートを期にクラブでもサイドバックになり、その結果試合に出れるようになったんですが、俺は、それでいいのか？攻めたいんじゃないのか？やらされてるのか？
すごく気になって本人に聞いたことがありました。
攻めたいなら、ソコで闘わなくていいの？と。
すると
「ベンチに居るより出れる方が全然いいです！それにクラブも代表もオフェンシブでサイドバックでも攻める機会が多いので。」
と言われ、それ以来サイドバックとなったその選手を応援しようと決めました。試合中に歌われる応援ソングの歌詞の中に“ゲットゴール”という節が入っていて、DFなのにソレはおかしいと言われた事がありましたが、そんな経緯があったので断固変えさせなかったのはそれが理由です。
その選手が、なでしこジャパンののサイドバックのレギュラーとなっている姿にオジサンは涙が流れるのを我慢する気がありません。がんばれ近賀ゆかり！

これも同じ2007年頃だったと思いますが、
かなり年が離れていますが、大学が同じだった事も有り、ちょっと踏み込んだ話をしていた選手が居ました。
結構ストイックなタイプの選手なのですが、当時彼女もクラブで試合で出れないことが多くなり代表に呼ばれない雰囲気が漂っていました。
ちょっと心配になり、どう？って声をかけたとき
「必ず復活して代表に入って、五輪とW杯のピッチに立って見せます。楽しみにしといてください。」
と言われました。そして、彼女は約束を果たし、
「約束守りましたよ！」と言ってくれた。
今では日本女子として初めて女子版チャンピオンズリーグまで制してしまい約束以上のことをやってくれている。
がんばれ永里優季！

ここで挙げきれないくらいこのチームの選手達は、とても人間性が素晴らしいです。
それぞれにストーリーがあります。

サッカーで喰えない女子サッカー選手達がなぜサッカーを続けているのか？
それはサッカー好きという点に集約されています。すごいです。

年頃の女の子達が、スタジアム利用料の安い（ナイター機具を使わないため）真昼間に炎天下の下、試合をする。そんな不条理も受け入れてきた。

それだけに、彼女達のここまでの成功が本当にサッカーの神様のご褒美の様に感じます。

本当は彼女達の努力の賜物なのだろうけど。

そんな経緯もあり、このチームがW杯で優勝する姿を本気で見たいと思っています。
VAMOS NADESHIKO JAPAN!