アツイ街、バルセロナ。 | POLLO VERDE リューソンのカカパルケ的な!

アツイ街、バルセロナ。

僕の所属するV.Bは、Jのサポーターがほとんです。

ヴェルディはもちろん、浦和、福岡、横浜、湘南など色々なチームのサポが居ます。

それが、サポ歴の浅い自分には魅力的です。いろいろな考えが聞けて勉強になるから。

そんな彼らを見ていると、国内チームを好きであることをちょっと“いいね。”と思うようになりました。

でも、なんで僕がJのサポにならないかというと、スペインのF.C BARCELONA というチームと切っても切れない関係にあるからです。

通称バルサ。スペインはカタルーニャ地方に陣取り、独立心の強いバルセロナ市民に圧倒的に支持され、ソシオ制度はとても有名。またバスケ、アイスホッケーなどのチームもあってトータルスポーツクラブの模範ともなる素晴らしいクラブです。そのサッカーは常にスペクタルを追求した攻撃サッカー(そうじゃない時期もある)で、つまらない試合をしようものならバルサの選手にも激しいバッシングが浴びせられ、また活躍している選手は神として崇められる、いい意味でも悪い意味でもアツすぎるチームです。最近では、ロナウジーニョやデコ、チャビ、プジョル、ジュリ、ラーションなどのスター選手を有し、日本でもレアルマドリを超える人気を得ているみたいです。ヤッホイ!!

僕がこのチームを好きになった理由は、1992年4月から3年間、このアツイ街に住んでいたからです。まさに、そうそこにバルサがあったから!しかも、後になって知ったのですが当時のバルサはドリームチームと呼ばれていたみたいで、この時期にバルセロナに移住したとはなんとも運がよい人間です。当時はやってられんねとすねた父の転勤も今となっては神の贈り物だったみたいです。グラシヤス!パパン!!

当時のバルサにはやんちゃな有言実行男ロマリオ、破天荒ストイチコフ、天才M・ラウドルプ、3年間で1度も接触プレーで痛んだところを見れなかった屈強なリベロ・クーマン、中盤のダイナモ・バケロ、レッズでも活躍したチキなどのスター選手と、駆け出しのペップが居て、さらに監督はフライングダッチマン・クライフ。そのサッカーはスペクタクルの意味を理解したければこのチームの試合を見れば容易に理解できる、そんなチームでした。

「これが世界のサッカーか」

そう思いました。それからもう13年間・・人生の半分をバルサファンとして過ごしてきました。あんまり興味無い時期もあったけど。。

 

またバルセロナに住みたい。これは切実な、野望です。

海、山、遊園地、オリンピックスタジアム、アート、戦争の跡、きさくなセニョールたちと当時の自分には過激過ぎたラテンなムヘレス。そして、バルサ!がある街、バルセロナ。

いい街です。食べ物は脂っこいけど、ユニフォームやスパイクも安いし。また住みたいなぁ・・。ベレーザもバルセロナに合宿行けばいいのにと思う。夏はアツいけど日本みたいにじめじめしないしお薦めです。

是非、興味のある方は実際にバルセロナに行って街の雰囲気を楽しんで欲しいです。

クラシコみたいな大切な試合の夜は、本当に危ないくらい街が燃え上がるんです。スタジアムに居なくても、その街に居るだけで日本では味わえない雰囲気を楽しめます。

鮮明に覚えているのは 花火。バルサが点を入れるたんびに花火がドッカーンと打ちあがる。日本でやったら近所迷惑で通報されちゃうのに、この街は本当にバルサを大好きなんだなぁと思ってすごく感動した。

92年、チャンピオンズリーグ決勝でサンプドリアに勝ってヨーロッパチャンピオンになった時には、ピソ(マンション)のベランダでフライパンを棒でカンカンカンカン叩いては奇声を発しながら暴れているおばさんの姿があまりにも印象的でした。朝まで続いた車の喜びのクラクションも忘れられません。やっぱ、地域密着いいよなぁ~。浦和がやっぱり1番なのかなぁ。

 

ちょくちょくバルセロナのこと、書きたくなってきました。

乞うご期待!

※写真は当時、レフリーに文句ばっかり言ってカードを頂戴しまくっていたフリスト・ストイチコフを風刺した絵です。フリストとキリストをかけて崇められるくらいの英雄だったけど、アツイ選手だったなぁ・・。